タイ旅行記

時期 2008年12月28日〜2009年1月4日(7泊8日)


1日目 12/28

今回はフライトが19:00だったので、時間に余裕を持って家を出た。今回はうっかり海外保険を事前につけることを
忘れたため、急遽、空港にて8,000円の海外旅行保険に入った。事前のウェブ申し込みなら3,000円くらいだったのに。
ノースウエスト航空ははじめての利用である。座席の前にモニターは付いているが、上映している映画は最新でなく、
ラインナップも魅力に欠けた。
深夜12:00に空港に着き、タクシーでカオサン通りへ行った。
今回もバックパッカー風の旅のため、事前のホテルの予約はなし。ホテル探しが最難関と思ったが、
深夜2:00でもカオサン通りは旅行者で賑わっており、ホテルもすぐに見つかった。
1泊1,500円のGREEN GUEST HOUSEに宿泊。


2日目 12/29

ホテル1階のオープンカフェでトースト、スクランブルエッグを食べた。
優雅な気分だ。
早速、ワットプラケオへ行き、無料の英語ガイドに寺院を案内してもらった。黄金の壮麗な寺院や鏡を使った細やかな彫刻が見ごたえがあった。
ワットプラケオには世界中からバランス良く観光客が集まってきていた。

寺院の近くで黄色いTシャツをきたデモと遭遇したが、全く緊張感はなかった。市内もとても平和だった。

お次はサヤーム ディスカバリーセンターの巨大スーパーマーケット。海外旅行に行くと必ず最初にスーパーマーケットに行き、物価や売っているものを
調べている。鮮魚コーナーのめずらしい魚は見ていて楽しい。
タイのスーパーでは日本のレトルト食品、お菓子がたくさん陳列してあった。日系スーパーでもなさそうだったけど。日本より少し高いくらいなので
わざわざ買う気は起きないけど。

プルンチット・ハッタサートという足つぼマッサージを初めて受けた。悶絶級の痛さで決して気持ちよいものではなかった。
足つぼの診断の結果、全体的には健康だけれども、腎臓に負担がかかっているそうだ。水分の取りすぎに注意しよう。

3日目 12/30

パタヤ行きの電車に乗った。バンコクからパタヤまでは4hだが、電車賃は100円を下回る価格でとても安い。
車窓から見える椰子の木や水田が南国らしい。
パタヤの海岸沿いを早速散歩。タイのリゾートビーチだけあって、たくさんの観光客で溢れていた。ただし日本人は少ない。
パタヤの海はそんなにきれいではなく、誰も泳いでいなかった。砂浜の幅が狭く、道路と海の距離が近い。
ただでさえ狭いビーチにリクライニングチェアーとパラソルがに並んでいた。

タイのドナルドも気味が悪い。

4日目 12/31

タイは今、乾季なのでいつもカラッと晴れていて気持ちが良い。
10:00発のラーン島行きの船に乗り、ラーン島へ上陸。モーターサイ(オートバイのタクシー)に乗ってビーチへ行った。
今回の旅行でモーターサイに乗るのが、一番怖かった。
ラーン島のビーチの幅も狭かったが、海はきれいだった。盗難対策として防水ポーチに貴重品に入れ、泳いだ。
ポーチがちょっとした浮き輪代わりとなって役立った。
泳ぎに疲れたらビーチでフルーツジュースを飲みながら本を読んだ。贅沢な時間だ。
この時間を味わいたくてわざわざタイに来たのだ。

パタヤは夜の歓楽街としても有名で50才くらいの欧米人が、若いタイ女性と一緒にデートをしていた。
街中でも何度も「ソープランド」と連呼する客引きに声をかけられた。ちょっとうんざり。

大晦日はパタヤの町で過ごした。通りには日本の花火大会みたいで子供から大人まで多くの人で賑わっていた。
カウントダウンコンサートが開かれ、新年を迎えるのと同時に除夜の鐘でなく、たくさんの花火があがった。
こんなときに一人旅はちょっとさびしい。ビール片手に一人でHAPPY NEW YEAR.

5日目 1/1

元日の朝は昨日の騒ぎのせいか、いつもより静かだった。
タイはいたるところに屋台がある。フルーツスタンドで売っている、パイナップル、スイカ、グァバ、マンゴーはどれもおいしい。価格も30円〜60円。
鶏肉ご飯や豚の角煮ごはんは100円程度と安く、しかもおいしい。

タイにはほとんど信号もなく、横断歩道もない、従って道路の向こう側に行くには走っている車の合間をタイミングよく通り抜けなければならない。
注意しないと本当に危ない。実際にタイ人女性が車にはねられたところに遭遇してしまった。命に別状はなさそうだったけど、怖いものだ。

14:00発の電車でパタヤを後にした。


6日目 1/2

タイでバスを利用するのは難しい。いくつもの種類があり、地球の歩き方で行き先を確認しながらバスに乗った。
今日は電車でアユタヤ遺跡へ。
自転車をレンタルして遺跡をめぐる。自転車大好き。気持ちよいなぁ。
アユタヤ遺跡は18世紀にビルマに滅ぼされたので、遺跡には侵攻の爪あとが随所に見られた。
ワット・マハータートの仏顔はどこか物悲しい。

アユタヤは日帰り。
カオサン通りの一泊250円のドミートリィに宿泊。

7日目 1/3

最終日はお土産探しに専念。タイのデパートになぜかダウンジャケットが売っていた。こんな暖かい国なのに何故?
今回の職場へのお土産はおみやげが結構かさばり、持ち歩くのが大変だった。

今回の旅はドミートリィーを転々としたため、他の旅行者と話す機会がすくなくて残念だった。
最終日にやっと他の旅行者と話したが、ほとんどの男がタイへナイトライフを楽しみに来ていた。
自然と会話もやれこの国の女性は良かったとかこの店でぼったくられたとかピンク色の強い内容だった。
しかも終いには一緒にこれからお店に行きましょう、とのお誘いもあった。(もちろん丁重にお断りしました。)
ピンクの話は聞く分には楽しいが、私も男一人でタイに行ったので、周りからは疑いの目で見られることになるので
初めて海外旅行に行ったことを人に隠したい気持ちになった。

チャオプラヤー川の夕日を見ながらバンコクにさようなら。
1/4早朝6:00フライトにて無事、日本に帰国した。

今回でインド、エジプトに続き、海外バックパッカー一人旅はタイで第3段目となった。
バンコクはバックパッカーにとって始まりと終わりの地と聞いていたので一度見ておきたかった。
また、南国の暖かい気候で、おいしいフルーツを食べ、ビーチリゾートで読書をする、という贅沢な時間が
味わえた。
しかし、タイは英語があまり通じないので英語を話す機会が少なくてちょっと物足りなかった。
またバンコクは都市であり、観光地であるため、旅をするのが楽チンだった。
インドほどの刺激の強さはなく、タイは平和すぎて、逆に物足りない。
次はどこへ行こうかしら。

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